妊活退職した30代。退職までの葛藤の道のり

妊活

こんにちは。私は妊活のために仕事を辞めた30代専業主婦です。

妊活で「仕事を辞めたい」と悩む女性は多いと思います。私も退職を決意するまでかなり葛藤しました。

そこで今回は、妊活のために仕事を辞めた私が退職を決断するまでの道のりと退職後の生活などについて経験をお伝えします!

結婚1年目 28歳 妊活意識せず

新卒入社した会社でずっと働いていました。結婚後も1年くらいは2人の時間を過ごしたいね〜ということでとくに妊活などせず。

結婚当初私が思い描いていた理想は、当時の会社に所属しながら妊娠出産し、育休取得後復帰!というものでした。

仕事は大変だったけれど、今後のキャリアやお金のために続けたいと思っていました。周りにも仕事をしながら妊娠出産している女性が多かったので、当然自分もそうなるべきという思いがあったと思います。

結婚2年目 29歳 妊活を見据え部署異動するも…

そろそろ子どものことを考えたいということで、妊活を視野に入れ部署異動の希望を出しました。

当時私の仕事は自分一人で担当しており、その状態で妊娠したらお客さんや会社に迷惑がかかる…ということでその仕事をしている限り妊活はできないと考えていたのです。

私の他にも過去同じ業務をしていた女性がいましたが、皆さん部署異動をしてから妊娠出産されていました。

無事新卒入社した後輩に仕事を引き継ぎましたが、引き継ぎの3ヶ月後、その後輩が突然の体調不良で休職し、その後退職することになります…。

責任感から、私はもう一度その仕事を引き受けることにしました。ただ、もちろん次の人が見つかるまで…という希望のうえです。

このときはまだコロナ禍だったこともあり、妊活への焦る気持ちはまだあまりありませんでした。

結婚3年目 30歳 後任決まらず

ここから辛い1年の始まりです…。

欠員補充の求人をかけるも、なかなか採用ができません。採用できても、すぐに辞めてしまい引き継ぎができないという状況でした。

最初に部署異動の希望をだしてからもう1年が過ぎてしまい、さすがに気持ちが焦ってきました。

そんななか、上司からあるお願いをされてしまいます。

「どうしても人が採用できない。あと1年待ってほしい。」

そんな…。

結婚当初、30歳で1人目を出産できたらいいなと思っていました。あと1年待っていたら、もう31歳です。

とは言え人がいない状況を変えられるわけではありません。もう続けるしかないんだろうな…と思ってしまいました。

もちろん、そんなことを気にせず妊活を進めても良かったのかもしれません。でも、その先にその仕事を続けながら妊娠を継続する自信も、そんな自分を同僚やお客さんに見せる強さも当時の私にはありませんでした

ここから、「もう仕事辞めちゃいたい」という気持ちがぐっと強まります。

ただ、「産休育休のために仕事をしていたい」「もし授からなかったらどうするんだ…」という気持ちがあり踏ん切りがつかず…。

この1年間で夫ともたくさん衝突しました。

夫は子供が好きで、年齢も私より6歳上ということもあり子供を望む気持ちが強かったと思います。そんななか、私がずるずると仕事を続けていて妊活にすら進めないという状況が歯がゆかったんだと思います。

夫と衝突するたびに、「私はこれからどうすれば…?」と悩みました。

自分の人生で大切にしたいものや仕事に求めるものを考え続けたある日、「仕事を辞めよう!」と決意することができました

>そのとき考えていたことはこちら

結婚4年目 31歳 退職!

退職の意思を会社に伝えたあとも、採用ができない状況が続きます。でも、「今度は絶対に自分の意思を曲げないぞ!」という強い気持ちでいました。

その気持ちが引き寄せたのでしょうか。無事後任が見つかり、引き継ぎ後退職しました。

後任が決まってから数ヶ月は妊活していましたが、妊娠には至りませんでした。

その後はすぐ再就職はせずにゆるゆると妊活していたところ、「そろそろ仕事でもするか〜」と思っていた矢先に妊娠が発覚します。退職半年後のことでした。

以上が私の妊活退職までの道のりです!

退職後に思うこと

妊活か仕事かというと、

  • 妊活してもなかなか子どもを授からず仕事を辞めるか悩むパターン
  • 不妊治療の両立と悩むパターン

が一般的かなと思うので、私のような「そもそも子どものことを考えられる状況になれない」と悩むのは稀なケースかなとは思います。

しかし、退職後に思うこととしてはあのまま部署異動ができていたとしても、

結局なかなか授からず仕事と妊活について悩むことになっていたんじゃないかな…ということです。それくらい人手不足で忙しい職場でした。

退職後ストレスフリーで体が軽くて驚いたほどです

あのまま仕事を続けていたら、体調が良くないまま妊活沼にハマっていただろうな…と今でも思っています。

仕事を辞めてから気持ちも軽くなりました。

在職中は「本当に授かれるかな?」「高齢出産の年齢になってしまったらどうしよう…」という不安が心の大半を占めていましたが、「ま、なんとかなるかな!」「妊娠してもしなくても私は幸せ!」と思える時間が増えました。

>退職後の変化はこちら

この経験から学んだこと

一度きりの人生なのだから、本当に望むことを大切にして行動してOK!ということを学びました。

最初の移動後に後任が辞めてしまったあと、「会社も困るだろう」「私が頑張ればなんとかなる」と思い「他者に迷惑をかけないこと」を軸として行動していました。

でも、そういった思考での行動は長続きしません。私は結局辛くなり退職することにしました。

自分の望むことを第一にして、その上でそれをどうやって実現していくか?を周りと相談しながら行動していくことが大切だなと学びました。

以上で今回の記事は終わりです!

みなさんもきっと悩むことがたくさんあるかと思いますが、ぜひご自分の人生を大切にして納得のいく選択をしてください^^

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